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DAY 10

アプリケーション開発の基礎知識

Day 8・9 で学んだ Web"制作"(見せるサイト)から、今日は Web"開発"(動くアプリ)の世界へピボットします。
専門用語を最小限に、「違い・フレームワーク・AIツール・公開」の全体像を直感的に掴むのが今日のゴールです。

本日の研修ねらい

コース目標

AI活用によるWEBサイト制作またはアプリ開発をする

Day 10 の目的は「アプリの基本構成を理解し、業務改善に活かす開発思考を養う」こと。Day 8・9 で扱った「Web制作」(静的サイト)から、今日は「Web開発」(動的アプリ)の世界へピボットします。

今日からWeb"開発"の世界へ

Day 8・9 で学んだのは Web"制作"(ホームページ=情報を"見せる"パンフレット)の世界でした。Day 10 から入るのは Web"開発"(アプリ=データが"動く・保存される・計算される"道具)の世界です。

ただし今日は基礎知識の回。用語と全体像を押さえるだけで十分なので、アレルギーを起こさずリラックスしてついてきてください。

今日は「用語アレルギー」を起こさないことがゴール

「Web開発」「フレームワーク」「サーバーサイド」…いかにも難しそうな横文字が並びますが、ひとつひとつ"例え話"で置き換えて整理していきます。
覚える必要はありません。「そういう世界があるんだ」と地図を持てれば、今日は大成功です。

前半

概念整理+AIツール紹介

Web制作とWeb開発の違い・フレームワークとは何か、そして Bolt.new / GitHub Copilot など注目のAIツールを押さえます(動画3本)。

後半

実践フロー:Claude / Dify / GAS

AIを使った 企画→設計→実装→公開 の一連を体験。Dify・GAS を使った社内限定の公開方法も学びます(動画3本)。

実習

Padlet 登録+課題制作

今日までに学んだツールを総動員して、自分の業務に役立つ1作を作り、Padlet に第一稿を投稿します(Day 13 成果発表の準備)。

最重要:「Web制作」と「Web開発」の違い

今日の出発点。ここさえ掴めば、このあとの動画・ツール紹介がすっと入ってきます。覚える必要はありません。左右を見比べて「こういう対比なのね」と感じる程度でOK。

🎨 Web制作(サイト)
  • 情報を「見せる」のが目的
  • パンフレットのようなもの
  • 例:コーポレートサイト、LP、ブログ
  • 技術:今まで学んだ HTML / CSS の領域
⚙️ Web開発(アプリ)
  • ユーザーが操作し、データが「動く・保存される・計算される」のが目的
  • 道具のようなもの
  • 例:ログイン機能、予約システム、計算ツール、社内PDF処理ツール
  • 技術:HTML/CSS に加えて フレームワーク・DB・サーバー が関わってくる

🧰 フレームワーク="便利な土台セット"です

アプリをゼロから作るのは難易度が高すぎるので、先人たちが用意してくれた"土台・便利な部品の詰め合わせセット"のことをフレームワーク(React、Vue など)と呼びます。
難しい中身は覚えなくてOK。受講生のみなさんは「AIが裏でそういう便利な土台を使ってくれているんだな」と知っておくだけで十分です。

動画(前半)— 3本

サムネイルをクリックすると、このページ内で再生が始まります(Facadeパターン)。

① Web制作とWeb開発の違い(全体像)
コース情報共有 Day 10 に掲載の URL どおり
② アプリ開発の基本技術とフレームワーク
コース情報共有 Day 10 に掲載の URL どおり
③ AIを使ったアプリ開発の最新事情
コース情報共有 Day 10 に掲載の URL どおり

💡 今日のキーツール2選

Web"開発"を前に進めるうえで、押さえておきたいAIコーディングツールを2つ紹介します。無理に使い始める必要はありません。「こういう立ち位置のツールなんだ」と地図に入れておくだけでOKです。

初心者向け

Bolt.new

初心者でも ブラウザ上でプロンプトを打つだけ で、一気にWebアプリ(フレームワークを使った本格的なもの)を作ってデプロイまでできる"魔法の最新AIツール"。Web開発のハードルを下げる救世主として、まず試してみてほしい1本です。

デメリット注意:強力な反面、無料だと数回のやり取りですぐに制限(ガス欠)にかかります。課金しても割とすぐに上限が来るため、長時間の開発には向いていません。

公式サイト
GitHub Copilot
プロ向け

GitHub Copilot

主にプロのエンジニアが VS Code などのエディタに組み込んで使うコード自動補完AI。「プロの現場ではこういうツールが使われているんだ」という紹介にとどめてOK。受講生が無理に使う必要はありません。

公式サイト

後半は「作ってみる・公開してみる」の体験編

後半では、Claude などのAIで 企画 → 設計 → 実装 → 公開 の一連を体験します。
完璧にこなす必要はありません。動画を見て「こんな世界があるんだ」と掴めればOK。Step 3 の GAS 公開だけは手を動かしてみるのが今日のおすすめです。

動画(後半)— 3本

サムネイルをクリックすると、このページ内で再生が始まります。動画ごとに下のカードで要点を補足しています。

① Claude でソフトウェア開発を体験する
コース情報共有 Day 10 に掲載の URL どおり

🎬 人間の役割は"AIディレクター"

Claude などのAIを使って「企画 → 設計 → 実装 → レビュー」という一連のソフトウェア開発プロセスを体験します。
ここで大事なのは AIに丸投げしない こと。人間が『AIディレクター』として要件を定義し、指揮を執ることで、狙い通りのアウトプットに近づきます。

② AIアプリ構築プラットフォーム「Dify」
コース情報共有 Day 10 に掲載の URL どおり
AIエージェント構築

🤖 Dify:最強のAIアプリ開発ツール

今大注目の AIエージェント構築プラットフォーム。単なるチャットAIではなく、複数のAIモデルや外部ツール(検索API など)を組み合わせて、自社専用の"AIアプリ"をノーコードで作れる のが特徴。
Bolt.new が"Webアプリを作るAI"なら、Dify は"AIを部品にして組み立てるAI"です。

dify.ai/jp を開く
③ GASを使ったセキュアな社内公開
コース情報共有 Day 10 に掲載の URL どおり

🔐 GAS なら"社内限定"で無料公開できる

GAS(Google Apps Script)のうれしいところ

社内向けのちょっとした便利ツール(今回提供する PDF分割結合ツール など)を、無料で、かつ Googleアカウントの認証に守られた状態で社内限定公開 するのに最適なのが GAS です。

練習用HTMLを取得する

下記ドキュメントから、PDF分割結合ツールのHTMLコードをコピーしてください。

📄 PDF分割結合ツール(HTML原本)を開く

AIに公開手順を聞く

下のプロンプトをコピーして、お好きなAI(ChatGPT / Claude / Gemini)に送ってください。

✍️ コピペ用プロンプト
このHTMLコードをGAS上に公開するための手順を詳しく教えてください。
ChatGPT Claude Gemini

AIの手順通りにGASで公開する

script.google.com を開き、AIが返してくれた手順どおりに「新しいプロジェクト」→HTMLファイル作成→「デプロイ」と進めます。

⚠️ 公開範囲を必ず「自分のみ」または「組織内のみ」に

GAS の公開設定時、「アクセスできるユーザー」自分のみ または 組織内のみ に設定してください。
全員(匿名ユーザー含む)」を選ぶと、URLを知っている誰でもアクセスできてしまい、情報漏洩リスクがあります。必ず社内限定で公開しましょう。

TODAY's MISSION

今日までに学んだAIツールを総動員して、自分の業務に役立つ1作を作り、Padlet に投稿しましょう。

🎯 実習:自分の業務に役立つものを1つ作る

集大成アウトプット

今まで学んだツール(Manus / Bolt.new / Cursor / NotebookLM / Gemini Canvas / Antigravity / Dify など)を総動員して、自分の業務に役立つ「アプリ」または「Webサイト」を作成しましょう。
完璧でなくて大丈夫。Day 13 の成果発表に向けた"第一稿"を出すのが今日のゴールです。

📌 作ったものはここにシェア

【DX】社員教育とAIコース 課題シェアボード(Padlet)

🚀 Padlet を開いて投稿する

※ 初回は Padlet の新規アカウント登録が必要です(Google アカウントで即登録可)

CLEAR

今日のミッションリスト

  • STEP 01: Web制作とWeb開発の違いを自分の言葉で説明できる

    「見せる/動かす・保存する」「パンフレット/道具」など、例え話で他人に説明できればチェック。

  • STEP 02: フレームワーク=「便利な土台セット」と理解した

    React・Vue などの名前を覚える必要はなし。「AIが裏で使ってくれる便利な土台」という感覚が掴めればOK。

  • STEP 03: Bolt.new / GitHub Copilot の位置づけを掴んだ

    Bolt.new=初心者救世主GitHub Copilot=プロ向け補完AI、と区別できればチェック。

  • STEP 04: GAS で公開する手順をAIに聞いて試した(または動画で確認した)

    AIに「このHTMLをGASで公開する手順は?」と聞いて、社内限定で公開する流れをイメージできればチェック。

  • STEP 05: Padlet に作品を1つ投稿した(Day 13 成果発表の第一稿)

    完璧じゃなくてOK。Padlet に第一稿を出したら今日は100点満点です。

次のステップ(Day 11)

次回 Day 11 からは、今日触れた「アプリ開発」の世界に本格的に踏み込みます。今日掴んだ「制作と開発の違い」の感覚が、そのまま活きてきます。