ツール全体マップ
フェーズ別に "主要どころ" だけ並べた一覧図。研修内で実際に触れるものは太字にする予定。
ポイントは「全部できるツール」を探すのではなく、フェーズごとに最短で前に進む組み合わせを作ること。慣れてきたら、自分の得意領域に合わせて入れ替えれば十分。
デザインツール
- Figma
- Adobe XD
- Canva
公開・CMS
- WordPress
- Wix
- STUDIO
コミュニケーション
- Slack
- Notion
- Google Workspace
納品・公開
- Netlify
- GitHub Pages
- レンタルサーバー
デザインツール:Figma / Adobe XD / Canva
迷ったら Figma 一択。Adobe XD は今後縮小、Canva は "非デザイナーとの共有" に強い。
Figma は「共同編集」「コメント」「コンポーネント化」が強く、設計→レビュー→修正の往復に向く。Canva はテンプレ運用や社内共有に強く、役割分担で使うと効く。
| ツール | 強み | 向いている案件 | 料金 |
|---|---|---|---|
| Figma | ブラウザで動作/リアルタイム共同編集/業界標準 | 中〜大規模Web、チーム制作 | 無料〜 |
| Adobe XD | Adobe 連携がスムーズ | 既存 Adobe ユーザー(今後縮小) | CCプラン |
| Canva | テンプレ豊富/非デザイナーでも扱える | SNS・社内資料・軽めのLP | 無料〜 |
CMS:WordPress / Wix / STUDIO
"クライアントが自分で更新したい" という要望に応えるのが CMS の役割。
更新頻度が高いなら CMS を選ぶ価値がある。逆に LP など更新が少ないものは静的 HTML でも十分。最初に「誰が・どの頻度で更新するか」を確認すると選定が早い。
| CMS | 特徴 | 向いている案件 | デザイナー関与度 |
|---|---|---|---|
| WordPress | シェア No.1・プラグイン豊富・自由度高 | 中〜大規模・長期運用 | テーマカスタマイズに PHP 知識がやや要る |
| Wix | ドラッグ&ドロップで完結 | 小規模サイト・個人事業主 | コード不要(Wix 内で完結) |
| STUDIO | 日本製/ノーコード/デザイン自由度高 | LP・スタートアップ・ブランドサイト | Figma 感覚で作れる(デザイナー適性高) |
コミュニケーション:Slack / Notion / Google Workspace
制作スキル以上に、"情報を整理して共有する力" で評価されることが多い。
Slack(即応)・Notion(仕様/タスク)・Google Drive(共有素材)のように、用途で使い分けるだけでトラブルが減る。「どこに何があるか」を決めるのもディレクションの一部。
| ツール | 主用途 | 備考 |
|---|---|---|
| Slack | チャット・ファイル共有・通知 | 制作会社・スタートアップで主流 |
| Notion | 議事録・仕様書・ナレッジベース | 共有 URL を渡すだけで閲覧 OK |
| Google Workspace | 資料作成・メール・カレンダー | 企業クライアントとの接続に強い |
納品・公開:Netlify / GitHub Pages / レンタルサーバー
"どこに置くか" で納品方法が変わる。クライアントが用意しているサーバーに合わせることも多い。
静的サイト(HTML/CSS/JS)なら Cloudflare Pages / Netlify が最短。WordPress ならレンタルサーバーが必要、といったように「何を動かすか」で選択肢が決まる。
| サービス | 特徴 | 向いているケース |
|---|---|---|
| Cloudflare Pages | 静的サイトを Git 連携で自動公開/高速 CDN/無料枠が広い | 小〜中規模・本サイトもこれを採用 |
| Netlify | GitHub 連携で自動公開/SSL 無料/フォーム機能も内蔵 | 静的 LP・スタートアップサイト |
| GitHub Pages | GitHub リポジトリからそのまま公開 | ポートフォリオ・ドキュメントサイト |
| レンタルサーバー | さくら・ロリポップ・エックスサーバー等/WordPress 相性◎ | 中小企業サイト・歴史的な WP 案件 |
ヒント:本サイト「How to Web デザイナー」も Cloudflare Pages にデプロイ予定です。教材自体が "実例" として機能するように構成しています。
ツールは「全部使いこなす」必要はありません。自分の担当フェーズで使うものだけ、しっかり触れるようにしましょう。最初はFigma(デザイン)とNotion(情報整理)の2つで十分です。