AI が Web デザインでできること
"絵が描ける" だけではない。情報整理・コード・UI 雛形・ライティングまで広く使える。
ビジュアル生成
イメージ画像・アイコン・背景素材を自動生成。
コピー生成
ヒーロー文・CTA 文言・メタディスクリプション等。
コード生成
HTML / CSS / JS の実装。デザイナー自身が手を動かさなくても OK。
UI 雛形
ワイヤーフレーム・UI パターンの初稿作成。
情報整理
ヒアリング内容の要約・構造化・FAQ 抽出。
デバッグ
表示崩れ・JS エラーの原因特定をアシスト。
AI が得意なこと
- 素材生成(画像・テキスト・コード)
- パターン化された作業の高速化
- 大量の選択肢からの絞り込み
人が担うべきこと
- ゴール設定(何を作るべきか)
- クライアント・ユーザーとの対話
- 採算・優先度の判断
- 成果物の最終的な品質判断
画像生成 AI
ヒーロー画像・バナー・アイコンまで。著作権・商用利用規約だけ要注意。
使いどころは「完成品を作る」ではなく「叩き台を作って意思決定を早める」こと。たとえばヒーロー画像のドラフト、アイコン/装飾素材、ペルソナのイメージ画像(社内資料用)など。
代表ツール
プロ用途なら Midjourney / Adobe Firefly。手軽さなら Canva AI / Image Creator。
デザイン生成 AI
UI コンポーネント・画面全体を、プロンプトから出力してくれるツール群。
注意点:AI が出力したものをそのまま納品はできない。「叩き台」として使い、人がブランド・UX観点で仕上げるのが現実的。
代表ツール
Google Stitch(Figma 連携)、Framer AI(そのまま公開)、Uizard(ワイヤーフレーム特化)。
コード生成 AI
"コードは書かなくていい" を実現する主役。Cursor・Claude Code・GitHub Copilot が中心。
このサイト自体も、AI を役割分担して作っています。Claude Code(設計・計画)→ Cursor(実装)→ Antigravity(デプロイ)のように、分業すると止まりにくい。
代表ツール
プロンプトの書き方
"良いプロンプト = 良いクライアントブリーフ"。ヒアリングを構造化する感覚に近い。
基本構造は「5点セット」。これを押さえるだけで、出力のブレが激減します。
- 何を作るか(具体的な対象)
- なぜ作るか(目的・用途)
- どう使うか(ターゲット・配置)
- スタイル指定(モダン/レトロ等)
- 出力形式(画像サイズ・コード言語等)
悪い例:「いい感じのバナー作って」/良い例:「30代女性向け化粧品ECサイトのトップ用バナー(横長1200×400px)。白+ベージュ基調で上品に。コピー『あなたの肌に、やさしい一歩』を中央に配置」
以下の条件でヒーローセクションの HTML / CSS を作ってください。
・ターゲット:30 代女性、ハンドメイド作家
・トンマナ:手書き感・ベージュ基調・やわらかい
・含める要素:キャッチコピー / サブ / CTA ボタン
・レスポンシブ対応(768px ブレイクポイント)
研修コンテンツへの誘導
実際に手を動かすパートは、H.K社内研修サイトで用意しています。
研修サイトの Day08〜Day12 では、Cursor / Claude Code / Stitch を実際に動かす回を用意しています。本ページの理論を、研修で実装に落とし込んでみてください。
AIは「万能な助手」ではなく「優秀だけど指示待ちのインターン」です。的確に指示を出せる人ほど、AIから良い成果を引き出せます。つまり、デザインの基礎知識があるほどAIを使いこなせるということです。